白金ぇ〜ぜ

疲れた。今日は朝五時半に起きてバイトに行った。仕事自体は
かなり楽ではあるが、上の人(＝上様)の言ってる意味が
分からない。仕事は試験会場までの誘導だが、言う言葉は
決まっていた。以下、疑問の残る会話。
　　
上様：「受験票で受験番号を確認して教室にお入り下さい。」
　　　　と言っていて下さい。
━━教室に入れるのは9:00から。現在8:45。
僕　：まだ教室には入れませんよね？
上様：えぇ。だからその後に「9:00まで教室には入れません。」
　　　　と加えておいて下さい。
僕　：？…なんかおかしいですね(笑)
上様：どこが？おかしくないだろう(怒)
　

…？？？
おかしいだろう？明らかに。だって
「受験票で受験番号を確認して教室にお入り下さい。
9:00まで教室には入れません。」
だぞ？初めの一文と次の一文が矛盾してるし、一歩譲って
「受験票で受験番号を確認して教室にお入り下さい。ただし、
9:00まで教室には入れません。」
と意味をとったところで、「なら入れって言うな」ってことに
なるだろう。まぁ文句を言っても仕方がないので、
「受験票で受験番号を確認して教室にお入り下さい」
とだけ言って、後は受験者の判断に任せた。ついでに、
「受験票で受験番号を確認して」ってのは、掲示板を見て受験票に
書いてある自分の受験番号がどこの教室かを確認するということ
だろうが、この言葉からだけでは正確に意味をとれない者もいた。
無念。それから上の人からこんなことも言われた。
　
上様：受験者が混乱している。もっと大きな声でいうように。
　

…？？？
声の大きさが混乱の原因ですか？他に原因はあるでしょう。
聞こえないならともかく、充分聞こえてるのに。まぁとりあえず、
「はい」と返事だけしておくと、上様は満足なさった御様子だった。
結局僕はなにも変化をつけていない。
　
今日の会場は明治学院大学だった。思い浮かぶ単語は白金とヘボン
のみ。初めて入ったが、なかなかきれいな学校だった。なんとなく
校舎が同志社っぽいような。
なにはともあれ今日の報酬は１万円＋αだ。このお金の使い道は
もう決まっている。アレを買おう。すぐにでも買おう。