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「はぐれた時の隙間ならきっとすぐ埋まるよ」で始まるミスチルの曲が
すごく好きだ。時の空白がもたらす意味ってのは、時にものすごく
大きなものになる。
早稲田祭は五年の空白があったわけで、この五年間が早稲田に関わる
人間にどれほど大きな影響を与えたのだろうかと考える。十日前に終
わった早稲田祭2004があれほどの盛況になったのは、もちろん2004運
営スタッフや参加団体さんの頑張りの結果であるが、元をたどれば、
その空白の五年間に力を注いだ人たちの結果でもあって。この五年を
境に昔の早稲田祭と今の早稲田祭を比較されることもままある。大抵
は「昔はもっと凄かった」という結論がだされる。けれども、今年の
盛況ぶりを見ると、隙間が徐々にかもしれないけど埋まっているので
はないかね。
五年間の空白といえば、早稲田祭以外にももうひとつあって。
けれども開かれない携帯と右手から、こっちはもっと時間がかからな
いと埋まらないのかと、今日ものすごく苦しい思いをした。意味はあ
ったはずだと思いたい。空白が空白で無かったと言えるようにしたい。