秋は夕暮れ 〜好敵手さへあはれなり〜

16日!日曜日!
 
朝!
雨!
パソコン!つける!
六大学の開始、1時間遅れる!
神宮行く!
 
慶應生3人と慶應‐法政見る!
おしゃべりが近くにいた仲の良い応援指導部さんに
聞こえていたらしく、
「早稲田だったんですか、ずっと慶應生だと思ってました。」
と言われる。
まぁ毎回行ってればね、そりゃ。
早慶戦で盛り上がりたいがために慶應も応援してるんです。」
と言ったら、
「そうですよね、それは私たちの一番望むところですよね。
今日も張り切っていきましょう!」
と。
早慶ってこういうもんだ。
ある早大生が
早慶戦以外は練習試合だ。」
と言っていたのもうなずける。
 
慶應が勝たないと早慶で優勝争いが出来なくなってしまう。
しかも法政の優勝の可能性をさらにあげてしまう。
野球といえば法政、とは言われるが、
やはり法政の優勝では盛り上がりに欠ける。
やはり早慶どちらかでないと。
今日はかなり本気で応援した。
「本気」と書いて「マジ」だ。
1点負けた状態で9回表、慶應はなんとか1点を返し同点、延長に。
流れは慶應にあった。
しかしあと1点が出ず、延長12回裏、
もうこの回が終われば引き分けになる最終回。
金丸の策にやられた。
ファーストランナーが飛び出している状態で
岡崎は2塁に送球。1塁ランナー金丸を挟む。
その間にサードランナーがホームに走る。
慶應返球するも間に合わず。
一応六大学のHPでは金丸がフォアボールと勘違いしたと出ているが、
あれはどうも金丸の賭けだったように思われる。
バッターボックスに立っていた佐藤は全然打てる気配しなかったしね。
どうせ引き分けになるのなら、と。
慶應はあまりにミスが多すぎた。
昨日に続き自滅の感が。
これで慶應の優勝はなくなり、法政の優勝の可能性が高くなった。
野球部4年も応援指導部の幹部も最後を華で飾ることはできなかった。
 
気持ち切り替えて母校早稲田の試合。
客の数は六大学一だな。
間違いなく。
相手は立教。
早立ともにまだ優勝の可能性は残っている。
先発は越智。いつもなら佐竹だが、調子悪いし。
なんと越智、6回途中までノーヒット、10奪三振
去年のピッチングが嘘のようだ。
スタミナの切れた越智に代わり宮本が投げる。
その後を大谷。
バッティングでは上本がなかなか。
武内はリーグ通算100安打を見事達成。
歴代25人目らしい。
最後はヒヤッとする場面もあったが、
3−2で勝利。
優勝への望みはつないだ。
早稲田の応援にもかなりマジでいった。
今日の精神の昂揚は応援部に負けず劣らずだったと思う。
早慶戦が優勝決定戦になることはなくなったが、
それでも別格であることには変わりない。
再来週に向けて応援もいい感じだ。
 
その後は21時まで学館で祭の打ち合わせ。
こっちはこっちでまぁよしとする。
 
早稲田の勝利はうれしいが、
慶應が負けたのが悔しくて仕方ない。
早慶ってそういうもんだ。
 
おつかれさまでーす。