ULTIMATE CRUSH

shunw2005-01-09

荒ぶる吹雪の逆巻くなかに
球蹴る我等は銀塊くだく
早稲田のラグビーは斯界に靡き
いざゆけ我等がラグビーワセダ
ララ ワセダ ララ ワセダ
ララララ ワセダ
 
歌ってきました!「荒ぶる」!荒ぶってきましたー!
31-19で関東学院を倒しました。やはり関東学院は強くて
一度は逆転を許すなど苦戦したわけですが、どうも今日の
試合は関東学院が強いとかいう以前に審判の関学びいきが
あったことは否めないと思います。あまりにひどい。
もう周りはブーイングの嵐でした。別に早稲田の応援席でないのに。
試合をつまらなくしたのは今日の審判ですね。僕はラグビー
ルールはあまりわかりませんが、それでも「おかしいな」ぐらいは
思うわけです。関学から金もらってんだろって野次られてましたが
仕方ないです。スポーツはフェアであれ。
とにもかくにも日本一になったわけで試合の後、隈前での
優勝セレモニーにも参加してきました。はい。
セレモニーの冒頭でスクリーンに映し出された映像は
昨年の決勝戦、対関東学院戦の敗北から始まりました。
『この敗北が原点だ』
涙に崩れる選手達に向かってビデオの中の清宮監督は
「来年は笑えよ。」
そう言うわけです。それからビデオは今年のチームの
快進撃を映します。慶應、明治、同志社、オックスフォード…
名門だろうが伝統だろうが次々と蹴散らし、最後に映されたのは
関東学院大学。つまり今日の試合。ついさっきまで目の前で
繰り広げられていた戦いをもう一度映像で見る。
全員が感動を共有し、清宮監督からの言葉、ラグビー部員の
言葉、早稲田OBからのメッセージなどを聞いて、ビッグジャージ
を隈講前に掲揚。そして日本一になったときしか歌われない部歌、
「荒ぶる」と応援部の指揮のもとに校歌を歌い、このセレモニーは
幕を閉じました。
このとき一人の学生が叫んだんです。
「早稲田に入ってよかった!」
って。ね。ただスポーツが強いだけなら早稲田じゃなくても
いいんだけど、荒ぶる歌って校歌歌って、たくさんの人たち
との一体感が得られるのは早稲田しかないんですよ。
だから早稲田に入ってよかったと言えるんですよ。
そういうことなんですよ。これが早稲田なんだなーなんて
思っちゃいましたよ。
 
今日、試合に勝った後のインタビューでは清宮監督とキャプテンの
諸岡が国立の大きなスクリーンに顔を映されて勝利の感動を
言葉にかえていました。清宮監督も諸岡キャプテンも笑って、
そして泣きました。